交通事故直後は皆さんパニックに陥ってしまうため、交感神経が優位になり、一種の興奮状態に陥っています。

人間は興奮すると感覚を感じにくくなるため、「痛くないし大丈夫だろう」と、事故後に病院に行かない方も多いのです。事実、当院院長は自動車事故に遭ったあと、痛みがほとんどなかったため、特に治療は受けませんでした。

しかしここが交通事故の恐ろしいところです。院長の場合は、事故から半年後にいきなり強い痛みに襲われたのですが、それがいわゆる後遺症でした。そして院長だけでなく、多くの事故後適切な治療を受けなかった方が、後日痛みや違和感を訴えるようになるのです。

事故から日にちが経過してしまうと、事故と痛みとの因果関係が証明できません。そのため治療費を保険会社に請求することも難しくなるので、事故後はきちんと検査を受け、適切な治療を受けるようにしましょう。

交通事故の場合は、首（頚椎）を損傷することが多いのですが、首は頭を支えています。頭はボーリング球と同じくらい重いといわれているのですが、痛みを抱えた首がそんな重みを支えるとどうなるでしょう？首は圧迫されてどんどん痛みを増すようになり、その痛みは肩・背中・腰へと身体の下へ下へと降りていくようになります。

もちろん事故直後に適切な治療を受けていれば、このように痛みが広範囲に広がることを防ぐことができます。しかし大丈夫だろうと治療を受けていないと、ある日突然、肩や腰に重い痛みを感じるようになるのです。また、事故の強い衝撃が身体全体に広がることもあるため、痛みのある場所とは全く違う場所が痛みの発生源という可能性もあるのです。

首が痛いから首の治療を。そのような治療では、なかなか痛みを根本から解決することにはつながりません。現在の治療に不安や疑問を感じている方は、一度当院へお越しください。

交通事故を受けた方は、大なり小なりこころに辛さを抱えることになります。交通事故に遭ったというショックだけでなく、今後を心配する不安な気持ちが、身体の痛みとなって現れることもあるのです。

酷い状態の場合は専門クリニックにてこころも同時にケアすることが望ましいですが、経験上、多くの場合は親身になって話を聞いてくれる人がいるだけで、こころの不安は和らぐものです。

身体だけでなくこころのケアも一緒に行うことが、整骨院の役目。病院ではなかなか親身になって話を聞いてくれないといった不安やお悩みを抱えている方は、マンツーマンでケアを行う当院にお任せください！